猫を通して人生の機微を感じる『通い猫アルフィーのはつ恋』

レイチェル・ウェルズ著の『通い猫アルフィーのはつ恋』。
シリーズ第二弾です。
クレアとジョナサンが結婚してアルフィーも二人の家にいることが多くなったようです。

それでも通い猫は変わりありません。
アルフィーの思っていた通りになってよかったです。私のことのように嬉しくなります。
アルフィーも幸せそうで、笑みが浮かびます。

ただ嫌な夫婦もいるのです。嫌な猫もいます。
グッドウィン夫妻とその飼い猫のサーモンです。
飼い主に似るって言いますが、その通りになっています。

そして、新たな住人がやってきて問題が発生します。
スネル一家と飼い猫のスノーボールです。
何かを隠しているのか、人付き合いを避けて家に籠っている感じなのです。
そこに登場するのが、嫌なグッドウィン夫妻。
犯罪者ではないかと追い出そうとするのです。

アルフィーはスネル家の飼い猫スノーボールに恋してしまうのです。
だから、どうにかしてこの問題を解決しようと奔走します。
猫も人も好きになる気持ちは一緒です。なんだか応援したくなります。
みんな幸せになってほしいです。

アルフィーは賢いですから、うまくいくと信じて読みました。

そうそう、スネル家の問題とは別にアルフィーはイジメ問題を解決するのです。
やっぱり凄い猫です。
問題といえば、アルフィーの飼い主のクレアの問題もあります。
赤ちゃんが欲しいのに出来なくて何かとイラついている感じなのです。

どうなるのかとハラハラしながら、今回も楽しませてもらいました。
猫たちの一致団結した姿は素敵です。
嫌なグッドウィン夫妻以外の住人たちの協力体制も素敵です。

猫を通して垣間見える人間模様がいいのです。
和みました。
アルフィーのような猫がたくさんいたらいいなと思えました。
続編が出ることを祈ります。