はてしない物語

ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」は大変有名なファンタジー長編小説です。

児童文学に入るのでしょうか。でも、大人でも楽しく読むことが出来ると思います。

物語の主人公は2人です。一人は、太っており、運動も勉強もできない、現実世界に住む、バスチアン。
もう一人は意志の強く大変勇敢な緑の肌を持つ少年、ファンタージエン国に住む、アトレーユ。

バスチアンがたまたま入った古本屋で赤い表紙の本を盗み、学校で隠れて読み始めると、
本の中の国、ファンタ―ジエン国が危機であることが記されています。本の中では、ファンタージエンの
危機の原因について探る役にアトレーユが選ばれ、幸福の竜・フッフールと出会い、手掛かりをつかみながら危険な旅を続けています。
困難な旅の中でたどり着いた国の危機を救う方法は、現実世界の人間・バスチアンが、ファンタージエン国の王女「幼ごころの君」に名前を与えること。

バスチアンは本を読みながら驚愕しますが、醜い自分の容姿をアトレーユや幼ごころの君に見られ、嘲笑されるのが怖く、一歩を踏み出す勇気が出ません。
しかし、最終的には幼ごころの君に「モンデキント」という名前を与え、本の世界へ飛び込んでいきます。

これにより、ファンタージエン国の創作者となったバスチアン。しかも、この世界では容姿端麗で何でもでき、国を作った勇者として
崇められる存在。徐々に元の世界に帰りたくなくなっていきます。そんなバスチアンの思いに気づき始めたアトレーユとフッフール。

共にファンタージエンを救った者たちですが、徐々に対立していき…。

ファンタジーと、教訓的な要素が入った物語です。